ここだと以前、無料でしかも使い勝手がいいということでなんとなく紹介したイラストソフトのファイアアルパカ(Fire Alpaca)ですが、
たいへんご好評なようで結構な数の方々がここまで見にきてくれてます(とてもありがたい話です)。ただ個人的にはあのときは結構いいかげんに作ってて今見ると完全に黒歴
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というわけで新しくファイアルパカの記事を書いていきたいと思います。まずは手始めに自作した鉛筆ブラシでも配布しときましょうか。なお今回はブラシそのものよりもその使い方のほうが大切だったり。なおこちらはwindows環境での解説になります。
なおブラシデータは基本的には自由に使ってもらって結構です。事前報告やクレジット表記などは不要です(ただし再配布等は禁止)
でははじめていきましょう
ファイアルパカでブラシを作る
ファイアアルパカでは一応標準で用意されているブラシ以外でオリジナルのブラシを作ることができます。もちろんPhotoshopとかPainterとかの高機能ペイントソフトと比べると見劣りしますが、それでも結構いろいろなことができるようです
まあとりあえず最初は以下のちっちゃい黒マルの画像がありますので右クリックから保存してください。ファイアルパカには画像データーからブラシを作るビットマップブラシというものがありますのでそれを利用します
←ブラシデータ(右クリックで保存)
なおこちらはブラシ用の特別なデータでもなんでもないただのpng画像ファイルです。こちらはウェブ上でも良く使われる凡庸なもので、おもに透過(背景を透明にする)が使えるのが特徴でしょうか
あとこのブラシは基本再配布とか著作権主張とか以外なら好きに利用していいです。
ビットマップファイルを読み込む
次に保存した画像ファイルをブラシウィンドウに放り込むか、ウィンドウ下の左から2番目のアイコン(ビットマップブラシの作成)をクリックして保存した画像のフォルダに移動して保存したブラシファイルを指定します
そうしたら画像のように設定してください。基本的には主戦なのでサイズは最小の5px、最小幅は0%でも問題なし。他筆圧サイズ、筆圧不透明度でペンタブにチェック
オプションは全部チェックをいれて、描画間隔は10前後あたりにしておきました。なおこのへんは普段描いているキャンバスサイズ(解像度)によっては微妙に異なってきます。まあなるべく細くてきれいな線を描きたいのならこの鉛筆ブラシに限らず、キャンバスサイズ(解像度)が大きくなる傾向になるんですが。
なおさかなはキャンバスサイズ4000×2000ピクセルぐらいの解像度で描いてます。実際はそれほど高くはなく印刷物なら300,600.900dpiと設定によっては1万ピクセルを超えるのはざらですので
設定は完了したあとでも作ったブラシの項目をダブルクリックでいつでも設定を呼び出せます
主な使い方
まずブラシコントロールを100%ではなくその半分以下にまで落とします。さすがに鉛筆を使ったことない方はいないと思いますが、鉛筆の線というのは黒ではなく結構薄いグレーです。
えんぴつの線は強弱を濃淡の差で表現することになります。実際のえんぴつに線の強弱はありますが、あまり大きくはでづかわり濃淡の差であらわすことになります。
余談ですが、鉛筆やボールペンの線が漫画では適さないと言われているされているのはモノクロ2値化してしまうので鉛筆やボールペンのグレーの線だとつぶれてしまうからです
余談ですがペンツール利用中にキーボードのZキーを押しっぱなしにすれば現在のペンの情報を受け継いだ消しゴムになるらしいです。ちょっと失敗してしまったときなどに少しだけ削るときにはわりと重宝するショートカットのような気がします
鉛筆ブラシは好みで使うもの
さかなみかんは鉛筆特有のこのかすれたようて濃淡のあるぐちゃぐちゃとした線が好きです。なお紙で描いてもPCで描いてもほとんど絵柄はかわりません(もちろん利便性等はべつにして)
まぁ冷静にみるときれいなものではないし、薄いので前述したように印刷物にも適さないため決してイラスト的には適したものではないのですが
今までチラシの裏やコピー用紙に鉛筆一本で描いてきた身としてはその線一本一本に懐かしさというか味わいのある独特ななにかを感じとってるんです。それがアナログなものをわざわざデジタルに持ち込もうとする理由なのかもしれませんね
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と言うことで今回はここまで、次回はまだトップのイラストを描き終えていないので仕上げたいところ(できたらいいな)
ではまた次回
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