- 安価で作れるLEDトレース台
- サイズは大きめのA4サイズ
- USB電源を利用して電池不要(コンセント利用可)
- 100円ショップで買えるもののみを使用
- 難しいことはせず、なるべく簡単に
- 修理しやすくパーツが交換しやすいエコ設計
- 予算は1000円以内(税込)
近頃はお手軽な時代になったもので最近だと14日間漫画家コースなんてものがありますね。あちらはこちらで以前紹介した「なかよしの最強まんが描き方BOX」紹介したものよりは少し高めの3,4千円でリリースされているものですが、
なんとその内容物の中にLEDトレース台が含まれていたりとか、いやあ時代も進んでいるンんだなあと実感しますちょっと前まではLEDトレース台は1万円近くするものだったんですが今は3,4千円で買える漫画家セットの付録で手に入るんですか
あまりに感動したのでさかなは作ることにしましたよ。1000円以内で
追記:後でさらに改良を重ねていき、性能向上をはかってみましたので安価でより本格的な自作を検討している方はこちらもご覧ください。一つ言っておくと改良版と最初のやつはほぼ別物になってますので、なんだたいしたことないじゃん、と思っている方も見てみるといいかも
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主な材料
今回は100円ショップで手に入るものだけで作れるものと限定して、しかも1000円以内でと条件付きですのでまずは100円ショップで買えるものを9品目集めてみました
USB 2LEDライト(LIGHT) × 2個
100円ショップのセリアで購入。こちらは今回の工作の肝となる100均グッズです。こちらはスイッチ付のパソコンなどに繋いで使用するライトスタンドというやつですか。こいつが安くかつ簡単にという条件をクリアするために一役も二役も買ってくれます。
また白、黒二つ別々の色をつかってますが別に何色でもいいです
今回は二つほど使います。なおもっとあっても問題ないですがとりあえずこれだけで
USBツインチャージャー(Twin Charger)
セリアで購入。具体的な説明は別の記事でやってますので細かい話は省きますが、↑のUSBライトを複数個使えるようにするために利用します。今回は一個だけの使用ですがもう2個ほどふやせば4個まで繋ぐこともできるかも。
関連:100円でIPhone充電、セリアのUSBハブとツインチャージャー
USB、ON,OFFスイッチ
こちらも別の記事で紹介したものですね。というよりこちらはそのおさがりだったりしますが、用途はみたとおりLEDトレース台のライトのスイッチの役割を果たします。地味に重宝するんですよ、これ。実際ないと意外と不便ですよ
関連:100円ショップのON、OFFスイッチ付きUSBコネクタ
A4サイズの書類収納ケース(クリアタイプ)
セリアで購入。100円ショップだともはや定番商品ともいえるアイテムでたいでどこにいってもいくつかのタイプが存在すると思います。今回はクリアタイプを選びましたが他に半透明であっても問題ないです。
ただし今回は少しばかり失敗していて、ケースが薄すぎてぺこぺこと真ん中あたりがへこんでしまって少しばかり描きにくくなってます。選ぶならなるべく固いしっかりしたものを選ぶこと
下敷き(クリアタイプ)
写真撮るの忘れた。A4の透明な何の変哲もない下敷、書類ケースが薄いとちゃんと若干書きにくくなります。家にガラス板が余っていればそれを使えばいいですし、
ダイソーにはA4サイズのアクリル板(200円)というのもありますのでそちらを使うのものありです。まあそちらを使ったら予算オーb
USB延長ケーブル
電源にはUSB電源を利用してUSBACアダプタやパソコンの電源から供給します。ただパソコンやスマホ充電用のものを利用するとなにかしらの不具合がでる可能性も否定できないので別に専用のUSBACアダプタを用意することを奨めておきます。
例えばダイソーにUSB充電ACアダプターなんてものがあるのでそちらを利用してみたり
こちらも100均グッズの中では定番商品でおもにPC関係の場所においてます。今回はリールタイプを選びましたが電源が供給できれば、別にどのタイプでも問題ないです。
アルミテープ
ダイソーで購入。100円ショップのキッチンコーナーにいけばたいていは置いていると思う、巻いているタイプのアルミテープです。こちらは必ずしこれでないといけないということはなく、とりあえず光に反射してれば大丈夫なのでアルミホイルでもアルミシートでも問題ありません
両面テープ(紙タイプ)
みたとおり接着に使います。昔さかなはセロテープ派だったのですが最近もっぱら両面テープを使っています。ただ今回かった両面テープ、接着力がないようですぐはずれてしまいます。
なおしっかりとした接着がしたいのであれば、グルーガン(ホットボンド)という選択肢もありです。ただ熱いのでやけどには注意してください
製作工程
書類ケースに穴をあける
まずはツインチャージャーのUSBをあてて書類ケースに油性マジックあたりでしるしをつけます
そうしたらしるしにそって切れ目を入れましょう、道具は糸鋸、やるりで地道に削るなどいろいろあり、いずれも100均に道具は売っています。今回はダイソーのミニルーターで丸のこを利用してみました。
あとは切りとって、実際にツインチャージャーをおいてちゃんと通るか確かめてみましょう。今回はもんだいなく通りました。なお切り取った部分はとがったりしたままだと危ないので軽くヤスリがけぐらいはしておいてもいいかしれせん。まああとでアルミテープをかぶせても問題はないかも
書類ケースの底にアルミテープを貼って敷き詰める
つぎに書類ケースの内側の底の部分にある未ケースを敷き詰めて光が漏れないように兼、反射させて光を拡散させるようにします
はい完了です。なおLEDもともと光の性質じょう直線的な特性をもっていますのであまり神経質にきっちりと張り合わせなくても大丈夫です
USBのLEDライトの分解
つぎにUSBライトをトレース台用に利用できるよう、少し細工をします
まずは内側のライトの部分にネジ穴が見えるとおもうので、精密ねじ用のプラスドライバーを使ってはずします。なおドライバーはダイソーに売られているものを使用しました
ネジをはずしたら、透明のプラスチックケースをマイナスドライバーでテコの原理ではずして、後ろ側のボタンをぐっと押し込むと
画像のようにはずれます。あれ、でもこれカバーはずせなくm
しかたがないのでこちらの反射カバーのLEDが見えてる側のLEDを同じ要領でぐっと押し込むと
すると画像のように部品がむき出しの状態になりました
うわスイッチについてたよくわからないパーツが外れた!、ライトもつかなくなったしどうしよう
なんてことになっても大丈夫、そうなったらペンチなどでパーツの針金を折り曲げてパーツの出っ張りに引っ掛けて固定しとけば問題ないです
仕上げ
ではひととおり準備が整ったので仕上げにはいりましょう。まずはUSBツインチャージャーの裏面にでも両面テープをくっつけて
書類ケースの側面の開けた穴のところにはめこむように貼り付けておいてください。つぎにそのUSBチャージャーにLEDライトのUSBを接続させてから
首をぐねぐねと折り曲げてライトの位置を調整します。調整が終わったらひとまず完了
ライトをつけてみる
ではさっそくトレース台のライトをつけてみましょう。USBはPCの電源でなくてもスマホ用充電のUSBアダプタなどを利用すればコンセント利用もできます。最近だとダイソーに200円のアダプタなどがあるようなのでそちらを利用するのも手です。ではではケーブルつないでスイッチオン
おお、ついたついた。特に目立った不具合などもなくとりあえず良好です。何回か試してみて特に問題がなければ完成です。おつかれさまでした
トレース台として使えるレベル
さっそくイラストでも描いて実際にトレースしてみました。使っているのはプニュグリップをつけたクルトガの0.5ミリシャープペン。LEDの光がそのままだとまぶしいですが、ちゃんと紙をかぶせるとある程度拡散するので心配はいりません
もう一つ上から照らすライトを用意しておくと作業がしやすい
あまり明るいところだと見えにくいので少し暗めのところで作業をして、LEDトレース台とはべつにすぐにON,OFFで切り替えられる上から照らすライト(ライトスタンドとか)があればトレース作業がやりやすくなります。
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正直満足!、とはまではいきませんが実用性には耐えられるレベルにはなってます。書類ケースがぺこぺこしてるのと、もう少しライトの光量があれば申し分ない結果ですが、必用十分な性能は確保できているので合格点としておきましょう
追記:ここからさらに改良を加えてみました
というわけで今回はここまでに
ではまた次回
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参考にさせてもらいました。
天板にアクリル板 5mm厚を使用しコストアップになりましたが、木枠で囲って、100円ショップのアルミシールと電池式LEDライト 4個付きで実用的に仕上がりました。